FC東京は11月9日に行われた明治安田J1リーグ第36節で、黒田剛監督率いる町田ゼルビアに0-3で敗北。2024シーズン最後となる国立競技場開催(THE国立DAY)での一戦を終えて、ネット上ではピーター・クラモフスキー監督の解任論や、小原光城がゼネラルマネージャー(GM)などクラブ幹部の責任を問う声が挙がっている。
2023年6月にアルベル・プッチ・オルトネダ監督を解任し、清水エスパルス・モンテディオ山形元指揮官のクラモフスキー氏を招へいしたFC東京だが、今季も上位争いに加われず。7月20日のJ1第24節・鹿島アントラーズ戦から8月31日の第29節サンフレッチェ広島戦まで2分4敗と夏場に苦戦。9月にリーグ戦で3連勝を飾ったとはいえ、タイトル獲得の可能性はすでに消滅。町田戦ではMF荒木遼太郎ら攻撃陣が機能せず、勝ち点0という結果に終わった。
クラモフスキー監督の戦い方を巡っては、夏場にリーグ戦4試合連続ノーゴールと一時得点力不足に陥っていただけに、以前から「攻撃の形が見えない」という指摘が相次いでいた。それだけに、町田戦後にも「クラモフスキー監督体制でクラブとして何が積み上がったの…?」「クラモフスキー監督解任で!」「クラモフスキー監督と安間ヘッドコーチは今季限りで」「監督・コーチを変えるなら、フロントも責任を取るべき」などと、現体制に対する批判が湧き起こっている。
FC東京は今季、昇格組の東京ヴェルディにリーグ戦で2分と勝利できず、町田にはシーズンダブルを食らった。それだけに、Xでは「東京最弱」といったハッシュタグ付きのコメントを見受けられている。