フランスのマクロン大統領は欧州首脳の中では、相対的にトランプとうまくやった部類だが、トランプ前大統領が勝利宣言した直後にX(旧ツイッター)で祝福のメッセージを送った。「4年前と同じように、共に働く準備ができている。あなたも私もそれぞれ信念を持っている。敬意と野心を込めて。さらなる平和と繁栄のために」と投稿した。

これは、英国のスターマー首相より約20分早く、さらに、「ドイツのショルツ首相とも話し合ったところだ。新たな環境のなかで、われわれは欧州をより強く、結束させるために働く。米国と協力し、われわれの価値観と利益を守る」と書き込んだ。

はたして愚図の石破首相はどうなるのだろうか。トランプとの関係がうまくいくかも、石破政権が参議院選挙まで持つかの分かれ目だ。