ラミン・ヤマル 写真:Getty Images

 サッカーに関するデータと分析を提供する独立した研究機関で、選手の移籍価値やパフォーマンスを科学的に評価する『CIESフットボール・オブザーバトリー』により、11月6日、最高の移籍価値を持つ欧州若手選手の最新ランキングが発表された。

 トップに立ったのは、バルセロナの17歳FWラミン・ヤマルで、その評価額は驚異の1億8090万ユーロ(約300億円)。これは、マンチェスター・ユナイテッドFWアレハンドロ・ガルナチョの1億1480万ユーロ(約171億円)や、パリ・サンジェルマン(PSG)MFウォーレン・ザイール=エメリの1億900万ユーロ(約163億円)を大きく上回っている。

 さらに、マンチェスター・シティFWサヴィオ・モレイラも評価額1億100万ユーロ(約151億円)を超え、1億ユーロの大台に達した。ちなみにヤマルは、10月28日のバロンドール授賞式で、“若手版バロンドール”のコパ・トロフィーを受賞している。同選手は15歳でバルセロナのトップチームにデビュー、ユーロ2024で優勝したスペイン代表の主力としても活躍しており、名実ともに若手ナンバーワンといえるだろう。

 また、守備部門では、トゥールーズ(フランス)のGKギヨーム・レステが、ゴールキーパー部門で評価額2880万ユーロ(約43億円)で首位に立った。さらに、PSGのDFルーカス・ロペス・ベラウドの7030万ユーロ(約105億円)や、シティのDFリコ・ルイス8720万ユーロ(約130億円)が、それぞれセンターバックとフルバック/ウイングバックのリストでトップに名を連ねた。