■開催地を「札幌」にした場合…
では、今回名前が挙がった札幌、函館、釧路、帯広は、どれほどの距離があるのだろうか。
NorthSmileからは「一番極端な例だと、函館−釧路間は下道で9時間以上、高速を使っても7時間かかります」「全員が札幌に集合する場合、函館からは4時間半、帯広からは4時間、釧路からは5時間半(いずれも下道)かかります」と、耳を疑う回答が得られた。
なお、これは「ノンストップで走り続けた場合」の時間なので、実際は休憩時間等を加味し、1時間前後の時間がプラスされる。
NorthSmileは「一応、札幌市内には『丘珠空港』という空港があり、釧路や函館の空港との連絡はあるのですが…羽田に比べると便数が少ないです」「また、羽田集合にした場合、札幌民も移動にほぼ同じ時間とコストがかかるので、今回の全地域民に平等となります」とも補足していた。
そのため、遠回り且つ狂気の沙汰にも感じられる「道民オフ会in羽田」は、じつは非常に合理的且つ、平等なプランだったのだ。
自身の都道府県でオフ会を開催する際は、どの場所で開催すれば最も平等となるか、考えてみると新たな発見があるかもしれない。