日本サッカー協会(JFA)は7日、11月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア代表、中国代表)に臨む日本代表の招集メンバーを公式発表。GKの顔ぶれは鈴木彩艶(パルマ)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(町田ゼルビア)と先月から変わらなかったが、一部からは森保一監督やJFAのメンバー選考に対する異論が挙がっている。
森保監督は2024年のAFCアジアカップ以降、鈴木を正守護神として位置付けているが、パリ五輪で活躍したGK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)を一度もA代表に招集していない。一方で東京五輪世代の谷は、所属先の町田がJ1で上位争いを繰り広げていることもあり、ここに来て再びA代表に選出。ただ10月5日開催の川崎フロンターレ戦で自らのキックミスから立て続けに失点したこともあり、同選手のクオリティーに厳しい目を向けるサッカーファンも一定数いる。
そんななか、かつてFC今治でプレーしていたやすたか氏は、代表メンバー発表当日にXを更新。「森保ジャパンはもう少し枠を大きく作っても良いんじゃないかなと思う。 呼ばれた選手には1人も疑問はない」と前置きしつつも、「でも、今その時のパフォーマンスはどうなのか?はちょっと疑問がある」と指摘。
GKの陣容について「今の谷なら他に良いパフォーマンスのGKいると思う。小久保や中村航輔、シュミット、高丘だって力はある。今の日本代表は呼びたくても呼べないくらいに良い選手がいると思う。だからこそ、直近のパフォーマンスで選考して欲しいなと思う選手はいる」と持論を述べたほか、横浜F・マリノスサポーターということもあり、「日の丸背負う高丘見たいなぁ」とかつて同クラブに所属していたGK高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)のA代表初招集を期待している。