ドイツ式・サ道とは
サウナは混浴が基本です。とはいえ、他人の視線は気にはなるものです。すると、夫に次のように言われたそうです。「なぜ、サウナに入るのに自分の体をいちいち隠すの? 隠していると、何か変わったところがあるのか興味を持って、かえって注目されるよ」と。
整形外科では次のようなことがありました。著者が通訳で、学生に対して下着になるように伝えると嫌がるのだそうです。日本の整体では、下着になることが当たり前ですが、ドイツではわいせつ行為になりかねません。
そんなことをしたら場合によっては警察を呼ばれてしまうようです。これも、日本人の感覚からすると驚きです。
ドイツ人の生き方を通して、改めて、日本人の生き方を検証してみる。そのようなきっかけになる興味深い一冊といえるでしょう。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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