俺はケジメを取る、君たちはどうだ?国民から信頼される政治・政党を、このままで本当にできるか?次期総理総裁は、この問題にどう向き合うのだ?

岸田総理はここまで、相当に忸怩たる想いがあったのでしょう。そんな匕首を、退陣宣言と同時に裏金議員たちや党内に突きつけたように思えてなりません。

このメッセージは、総裁選と今後の党運営に対して、小さくない影響を及ぼすと思います。

仮に総裁候補の1人が、「私が総裁になれば、裏金議員たちは一切公認しない。自民党は生まれ変わる!」と宣言したら…?

かつて「自民党は改革政党だ。郵政民営化に反対する議員は1人も公認しない」と宣言した、小泉劇場のような現象が起こるかもしれません。

もし万が一そうなれば、我が党にとっては脅威ながら、政治改革や日本の未来のためには極めてポジティブな影響を及ぼす可能性もあります。

早期に予想されるであろう解散総選挙に向けて、看板を変えただけでは変わらぬはずの万年与党・自民党に対峙できるよう、準備を進めてまいります。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年8月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。