この世界がもし“マトリックス”であったなら、時折どこかで“バグ”が発生することがあるのか――。あるSNSユーザーが「マトリックスの不具合」が写った画像を投稿して話題だ。

■空にマトリックスの“バグ”があらわれた!?

 映画『マトリックス』の世界観のようにこの世が仮想現実であった場合、同じ黒ネコが同じ場所を2回連続で通り過ぎるように、何らかの原因でどこかで“バグ”が発生したりすることがあるのだろうか。

「u/twisted_stinkeye」というRedditユーザーが、マトリックスの“バグ”についての情報交換をする「r/GlitchInTheMatrix」スレッドに、空、太陽、道路を写した風景写真を投稿した。その写真には太陽光が漏れ出る雲の隙間部分を指し示す矢印が描かれている。

 キャプションには「雲に映っているものだと思ってズームインしました」と書かれている。

 矢印が指しているのは雲から姿をあらわした窓のような白い点の列が数列ある緑色の物体が見える。明らかに場違いな異物であり、巨大UFOの船底部のようにも見えなくもない。これはマトリックスの“バグ”なのだろうか。

この世界のバグ!? “マトリックスの不具合”が写ったとされる画像が話題に
(画像=「UNILAD」の記事より、『TOCANA』より 引用)

 ユーザー「u/Phyllida_Poshtart」は「それはマトリックスの不具合ではないですね。マトリックスそのものです。素晴らしい。正直、一体何なのかわかりませんが、クローズアップで見るととても象徴的に見えます」と書き込んでいる。

「珍しくて良い投稿だ」と別のユーザー「u/Etucc」はコメントしている。

 そして「@gracefulshift」は自分のページでこの画像を分析しており、この奇妙な現象を「太陽からのレンズフレア」と特定し、なぜ“ハニカム構造”をしているのか疑問を呈し、この現象を見ている人は名乗り出るよう呼びかけている。

 デジタル機器情報サイト「SimplyMac」の記事では、カメラを「光源に直接向ける」と、これらの奇妙な緑の点が見える可能性が高いと説明している。

 基本的にカメラを光源に直接向けると、光がカメラのレンズの一部で反射して散乱する。光の散乱は画像に光の筋のように現れたり、緑の点のようになって現れたりもする。

 ということは今回の写真はマトリックスの“バグ”ではなく、レンズフレアだったということになるのだろうか。しかしこの一帯でほかにも目撃者がいれば一転して“バグ説”や“UFO説”が復活してもおかしくはない。

提供元・TOCANA

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