オーパーツと呼ばれる“時代にそぐわない”遺物が世界中に残されている。その存在は我々の知らない歴史の存在を仄めかすヒントと言ってもいいだろう。そして、この度、とんでもなく“時代錯誤”の化石が発見されていたことが分かった。
オンラインニュース「Philippine News」の2018年の記事によると、2億5千年前の「マイクロチップ」が混入された化石が見つかっていたというのだ。2億5千年前といえば恐竜が繁栄した中生代にあたる。「マイクロチップ」などがあるはずがない。
しかし、ロシア・ラトビンスクの漁師ビクトール・モロゾフ氏が発見した化石を見てみてほしい。自然物とは思えない人工的な模様をした物体がそこにはっきりとあるのだ。
古代地球にやってきた宇宙人の仕業だと考える者や、人類以前の文明が存在した可能性に言及する者もいるが、まさに謎としか言いようがない。 以前トカナでもご紹介したように「ブロークンヒルの頭骨」と呼ばれる30万年前のローデシア人の頭骨には“銃痕”らしき穴が空いていることが知られている。これらの謎を説明できるのは、「超古代文明」、「古代の宇宙人」、「未来からやってきた人類」の存在だけかもしれない。
しかし、歴史ミステリーサイト「Ancient Code」によると、古代のマイクロチップは2014年〜16年頃にはネット上で話題になっていたようで、すでに正式な調査結果も出ているという。それによると、発見者のモロゾフ氏は化石の分析を南ロシア工科大学に依頼しており、その結果、マイクロチップらしきものは4億年前のウミウリだということが判明したという。ウミユリはヒトデやウニと同じ棘皮動物であり、2億5千年前の地層で見つかることが多いそうだ。
夢のない話になってしまい申し訳ないが、科学的な分析により真相が判明することは歓迎すべきことではないだろうか。我々が求めているのは、こうした可能性を一つ一つ潰していってそれでも謎として残る正真正銘のオーパーツだからだ。今後、アッと驚く本物の発見があることに期待したい。
参考:「Philippine Times」、「Ancient Code」、ほか
※当記事は2018年の記事を再編集して掲載しています。
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提供元・TOCANA
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