■道路の「誕生経緯」で納得

話題の標識が設置されているのは、陸上自衛隊玖珠駐屯地に向かう「玖珠町道37号(上の原線)」である模様。

こちらの道路の詳細について、玖珠駐屯地の担当者は「防衛省の管轄である、防衛省道路となります。当駐屯地より演習の際は、戦車や水陸両用車、その他大きな装備品を日出生台(ひじゅうだい)演習場まで自走で用意する必要があるのです」と、説明する。

つまり、決して「民間の道路を自衛隊が利用するようになった」ワケでなく、もともと防衛省が建設した道路を民間にも開放している…という背景があったのだ。

ちなみに、道路が開通したのは1957年(昭和32年)だが、件の標識が設置されたのは2006年と、比較的最近の話であることも明らかになった。