蓮舫氏の問題でデイリー新潮に、『蓮舫氏 二重国籍問題の「第一発見者」が指摘する、まだ残る“疑惑” 「積極的に情報公開を」』という記事を書いた。夕刊フジの記事はもっとも簡略版。こちらは、時系列をきちんと書いて、いい加減な反論を絶対に許さないためのものだ。

ぜひ記事を全文、お読みいただきたい。それとともに、ここでは二重国籍自体は悪いものでないという議論に対して、基本的には好ましくないものであることを簡潔に説明した。「二人分の権利と一人分の義務」に事実上なっている。

都知事選に立候補を表明した蓮舫氏NHKより

LGBTは性自認を尊重して、たとえば男風呂に入るか女風呂に入るかは、どっちを選ぶのは本人だとか、第三の風呂を作れということだが、二重国籍はどっちでもその時の気分で好きな方には入れることだ。それを認めるのが多様性の尊重ではない。

以下は、それについての部分である。

国籍が大事なものだという認識が希薄な日本人の中には、「二重国籍がなぜ悪い? 海外ではたいてい認めているし、どんどん広がっているのでないか?」という誤解を持つ人もいるので、それを簡単に解説しておきたい。