ジョン・F・ケネディ、リンドン・ジョンソン、リチャード・ニクソン、ジェラルド・フォードといった複数のアメリカ大統領の上級顧問を務めたハラルド・マルムグレン氏が、「CIA幹部からエイリアンのテクノロジーについて聞かされた」と公言して注目を集めている。
かねてよりX(旧Twitter)上で米軍や政府の最高機密に関する議論が起こっていたのだが、それを受けてか彼は「1960年代にCIAの高官から個人的に “別世界の技術 “について説明を受けたことがある」とを示唆する投稿をしたのである。
「60数年前、私は核兵器と対ミサイル防衛に関するDOD(国防総省)の仕事を指揮するため、最高レベルの機密を与えられた。当時CIAの幹部でありエリア51やロスアラモス基地などを担当していたリチャード・ビッセル氏から、非公式に “別世界の技術 “について説明を受け、秘密を誓った」
これだけでも驚くべき発言だが、マルムグレン氏は以前にも、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの祖父であるローレンス・プレストン・ギース氏にUFOのリバース・エンジニアリングについて話したという発言を行っていた。
「ジェフ・ベゾスの祖父とは、1963年にロスアラモスで、私がJCSのために第1次対ミサイル防衛システムの設計と構築のコスト計算のリーダーをしていたときに会い、UOP物体のリバースエンジニアリングに関する彼の疑惑の仕事を聞いたことを、今日思い出した!」と彼はXに書いている。
DODとDARPAの記録によれば、彼は当時ミサイルの軌道を研究しており、1960年代初頭にDODが取得した “UAPオブジェクト “のリエンジニアリングも行っていたようだ。
しかし、記録が残っているからと言って、彼の証言がどこまで事実であるかどうかは不明のままだ。マルムグレン氏も「私は公的な確認を求めているわけではありません。今後数ヶ月の間に、私と直接関係した他の人たちの証言次第で確認できるでしょう」と述べている。
CIAがUFOの回収任務に就いていたという話は、昨年にも匿名の情報提供者が複数現れ証言が出てきていた話である。これだけ複数の人々から似通った証言が出てくるということは、やはりUFOにまつわる陰謀論や都市伝説の幾つかには真実が含まれているということなのだろうか?
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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