かつて橋本環奈が発掘されたときのように、1枚の写真が人生を大きく変えてしまうこともある。米国・ケンタッキー州在住のラヤーナ・ベル・ブロック(23)さんも、そんな経験を持つひとりだが、彼女の場合は少し経緯が特殊である。
ブロックさんは2018年から今年にかけて万引きや暴力行為、銃火器の窃盗などを繰り返し、警察に11度も逮捕されている。しかし、そんな荒れっぷりとは裏腹に、撮られたマグショットが「かわいすぎる」として話題になったのだ。
マグショットは逮捕後に撮影、公開される人物写真で、制度が採用されている国では基本的に誰でも閲覧することができる。そのため、インスタグラムには美男美女のマグショットをまとめるアカウントなどが存在するのだが、ブロックさんの写真もフォロワー数33.3万人を誇る「mugshawtys」というアカウントに取り上げられた。
問題の写真では、髪をブロンドに染めたブロックさんが愛らしい笑顔を浮かべている。なお、このときの罪状は恐喝とつきまとい行為であった。「mugshawtys」に取り上げられたことはかなりうれしかったらしく、自ら「ママ見てる? 私やったよ!」とコメントを残している。
反応が良かったことを受けて「mugshawtys」はブロックさんのマグショットを次々に投稿。ブロックさんいわく、一番のお気に入りは2020年に法廷侮辱罪でしょっぴかれた際の写真らしい。
いずれの写真にも「なんて可愛らしい反逆者だ」「100万ドル払うからパンツ売って」「彼女の罪はたったひとつ……僕の心を盗んだことだ」などと、地獄のようなコメントが並んでいるが、当人は状況を楽しんでいるようで「混沌の女王」を自称するなどやりたい放題だ。なお、ブロックさんが毎回のように満面の笑みを浮かべている理由は「看守をイラつかせるのが楽しい」からだという。筋金入りだ。
「親はどうやって保釈金を捻出しているんだ」と冷静なコメントもついたが、これについては「両親も現在服役中なので、保釈金を出してもらったことはない」と衝撃の事実を明かしている。
では、なぜシャバに出られたのかというと、彼女は「ラッキーだったから」と言う。本人のインスタグラムを見てみると、なかなかにいい暮らしをしていることが窺えるほか、ニュース番組のインタビューなどにも答えている。悪名は無名に勝る、ということだろうか……。
アメリカでは過去にも、マグショットがイケメン過ぎると話題になった男性服役囚がおり、こちらは出所後に大手モデル事務所からスカウトされている。人間、やはり見た目が9割ということだろうか。美しさとは罪である。いろんな意味で……。
グショット, 犯罪者 文=ゼロ次郎
提供元・TOCANA
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