また、飛行機が到着した時も、先に機内から出ることができ、海外であれば入国手続き等を優先的に進められます。

あるいは、空港によっては荷物検査のビジネスクラス優先レーンを通れたりすることもあります。

ところが今回のイスタンブールでの搭乗では、バスに乗っての搭乗のせいか、優先搭乗はなくタラップの前で大行列ができてカオスでした(写真)。

深夜2時の便で、前の飛行機が遅延して走って来ていたので、エコノミークラスの渋滞に巻き込まれたのは、想定外にキツかったです。

トルコ航空のスタッフは、残念ながらビジネスクラスの価値がどこにあるのかを理解していなかったようです。

食事が美味しいことをアピールしているトルコ航空ですが、顧客が求めているサービスのツボはそこだけではありません。

価格に見合ったサービスという概念を理解しているのは、もはや中東系の航空会社だけなのかもしれません。

トルコ航空はお気に入りの航空会社だったので、少し残念な帰国便でした。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年7月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。