よく耳にする「褒められて伸びるタイプ」と「叱られて伸びるタイプ」、自分はどちらにあたるかを考えたことはあるだろうか。しかしネット上には「叱られて伸びるタイプなんて本当に存在するの?」といった疑問の声が浮上していた。
叱られて伸びるタイプは本当に存在するのか?
自称「叱られて伸びるタイプ」はいるようだが、実際には「叱られても“潰れない”タイプなだけでは?」という声もある。実際に後輩を指導している人からは「最近は叱られて潰れる人が多くなってるから、叱るのは危険かも」「10回褒めても2回叱ればもう会社に来なくなるような新人が多い」「みんなすぐヘコむから、あまり叱りにくくなった」と、叱ることに対してやや後ろ向きな意見が多くあがっていた。
一方で「褒められるだけでは改善に繋がらないから、私は悪いところはきちんと指摘してほしい」「叱られたら悔しくて見返してやろう! って思うけどな」というように、叱られたことをバネに自身の成長エネルギーに変換するという人も一定数存在するようだ。
では叱る側はどのような点に注意すると良いのだろうか。叱る側への意見として「叱る時は根拠を示してくれると、改善できるから成長するよね」「しっかり“指導”として叱れるなら、叱られた相手も伸びると思うな」など、合理的で納得感のある指導や指摘であれば受け入れやすいという意見が多い。
また「『叱られて伸びる』人がいるんじゃなくて、『叱って伸ばせる』人がいるだけの話では?」との見方も。指導を受ける側ではなく、指導をする側が“叱る技術”を持っていたのではという意見に対して、多くの賛同の声があがっていた。
いずれのタイプもやたらに褒めたり叱ったりすれば良いということではなく、納得感のある理由があるかどうかが重要なようだ。(フリーライター・井原亘)
提供元・BCN+R
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