「単に存在しない空港」の意味を持つ謎の航空会社「ジャネット」とは――。極秘の政府専用機として情報非公開のまま飛ぶ謎の旅客機の行先はあの“エリア51”なのだ。
■乗客を“エリア51”に運ぶ極秘エアライン
民間の空港を利用しているにもかかわらず、運航スケジュールも行先も乗客も高度に機密扱いされているエアラインがアメリカには存在する。
「単に存在しない空港(Just Another Non-Existent Terminal)」の略ともいわれているジャネット(Janet)は、軍人、国防総省の民間人、請負業者の従業員を特別な施設に輸送するために米空軍によって運用されているハイレベルの機密に指定された旅客機の非公式名である。
ジャネットは多くの“陰謀論”の温床にもなっており、ジャネットの主な飛行ルートの1つはラスベガスのハリーリード国際空港(前マッカラン空港)からネバダ州の“エリア51”までのフライトであるといわれている。もしそうだとすれば民間の空港だけでなく空軍基地も利用していることになる。
興味深いことに英紙「The Sun」は、同航空会社が現在、「最高機密の政府セキュリティクリアランス」の仕事にふさわしい客室乗務員を募集していると報じている。
ウェブサイトに求人広告を掲載した民間防衛請負業者の「AECOM」は、この仕事に就くには、候補者は最悪の事態に備える必要があると説明した。たとえば機内での爆弾テロの脅迫やハイジャック事件などだ。
疑惑の報告である“エリア51”が行先の1つであるジャネットの乗客は着いた先で何をしているというのだろうか。旅客機便が運行しているということは、それなりの乗客数がいて“通勤”に使われていることにもなるだろう。
ご存知のように“エリア51”は墜落したUFOの残骸とエイリアンの遺体を保管しているという噂や、異次元への“ポータル”があるという説、行方不明者が何らかの悪意ある手段で運ばれる場所であるなど、これまでにも数々の“陰謀論”が語られてきている。
しかし一部の専門家はそれが真実ではないと考えている。イギリス国防省で実際にUFOを調査した経歴を持つUFO研究家のニック・ポープ氏は、国防省が地球外技術を回収したことを示す証拠を見たことはないし、“エリア51”に保管されているとは思わないと述べている。
では“エリア51”ではいったい何が行われているのか。ジャネットの定期便が飛ぶほどに多い乗客たちはいったい何の作業に携わっているのか。“エリア51”にまつわる疑惑はさらに膨らんだといえるだろう。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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