今年7月より発行されている新紙幣をめぐって、新一万円札を結婚式のご祝儀に用いることが「マナー違反」とする考えがメディアで取り沙汰され、Xでも話題となるなど反響を呼んでいる。
■「日本資本主義の父」
今年7月、20年ぶりとなる新紙幣が発行された。一万円札の肖像画には渋沢栄一、五千円札は津田梅子、千円札には北里柴三郎が描かれている。
一万円札の渋沢は約500社の企業や経済団体の設立に携わり、「日本資本主義の父」とも呼ばれる実業家で、2021年に吉沢亮が主演を務めたNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公としても取り上げられた。