■液体で同僚が負傷
タンクタイプの除湿剤の主な成分は塩化カルシウムで、海水などに広く存在しており、毒性の少ない物質として知られている。しかし、除湿剤の中にたまった水は高濃度の塩化カルシウム水溶液のため、皮膚に付着すると炎症を起こすおそれが。除湿剤を販売するエステーも、溜まった水は排水口に多量の水を流しながら捨てることを推奨している。
滝沢は先月、清掃会社の同僚がペットボトルの回収作業中に何らかの液体を浴びて激痛を感じ、救急搬送されたことを報告。その液体の「正体」について、除湿剤に溜まっていた水だったことを明かし、液体をごみとして出さないように注意を呼びかけていた。