■DeNAの基礎を作り上げた中畑氏

ベイスターズの親会社がTBSからDeNAに移った2012年、高田繁GM(当時)の要請を受け、中畑氏は監督に就任した。

当時、チームは4年連続最下位と超暗黒期。負け癖のついていたベイスターズを見た中畑氏は「最後まで諦めない」「挨拶をきちんとする」など、改革に乗り出す。

また、筒香嘉智選手や山崎康晃選手、梶谷隆幸選手など若手選手も積極起用した。結果は出なかったものの、観客動員が大幅にアップするなど、DeNAベイスターズの基礎を作り上げたといわれている。