V・ファーレン長崎は、明治安田J2リーグ最終節のみを残す中、J1昇格争いを展開。自動昇格圏内の2位・横浜FCから勝ち点差3の3位につける中、ブラジル人MFマルコス・ギリェルメに残留の可能性があるという。
現在29歳の同選手は、ブラジル1部アトレチコ・パラナエンセやクロアチア1部ディナモ・ザグレブなどに在籍。2022/23シーズン終了後にロシア1部FCヒムキを退団し、長崎へ加入すると、来日1年目からレギュラーに定着。今季もここまでリーグ戦34試合の出場で10ゴール9アシストと結果を残している。
中心選手として活躍しているだけに、ファン・サポーターからはギリェルメ残留待望論が。そんななか、ブラジル人の移籍市場に精通しているフェリペ・シウバ記者は11月6日、Xで「かつてサントスやサンパウロに在籍していたギリェルメは、契約更新にむけて長崎との交渉を続けている」とリポート。両者の契約期間が2025年1月までであることもあわせて伝えているが、長崎が用意しているオファーの内容には触れていない。
なお長崎所属の外国籍選手では、FWエジガル・ジュニオが今季途中まで絶対的ストライカーとして活躍していた一方、FWフアンマ・デルガドはレギュラー定着に至らず。MFマテウス・ジェズスは16ゴール5アシストと、ギリェルメとともにチームの得点源となっている。9月に復帰したDFヴァウドの去就も気になるところだ。