トレント・アレクサンダー=アーノルド 写真:Getty Images

 10月26日に行われたバルセロナ(スペイン1部)との”エル・クラシコ”で0-4で破れたレアル・マドリードは5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節のミラン(イタリア1部)戦でも1-3と敗戦。本拠地で守備が崩壊して2連敗となっている。

 スペイン『マルカ』によれば、来年1月の移籍市場に向けて実施できるオペレーションを数週間にわたって模索しているマドリードは、直近の数試合で問題が顕著に浮き彫りとなっていることを受けて、右サイドバックの補強にプライオリティを置いているという。

 右サイドバックの絶対的レギュラーであるスペイン代表DFダニエル・カルバハルが離脱したことからその控えを務めるスペイン代表MFルーカス・バスケスがそのポジションでプレーしていく見込み。ブラジル代表DFエデル・ミリトンも練習で試されたようだが、首脳陣を満足させることはできなかったようだ。

 その補強候補として最も強い関心を示しているのが、リバプール(イングランド1部)でプレーするイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドだという。同選手は来夏にフリーとなることから来年1月1日からは海外クラブとの交渉が解禁になるなかで、リバプールは財政面で困窮しているわけでもないことからシーズン途中に放出するつもりはないようだ。

 また、マドリードは長期離脱中のオーストリア代表DFダビド・アラバの復帰時期が未定となっていることからセンターバックの補強にも乗り出す構えだという。ライプツィヒ(ドイツ1部)のフランス代表DFカステロ・ルケバが有力ターゲットだが、右サイドバックの補強がマストと考えているようだ。