柏レイソル所属のパリ五輪U23日本代表DF関根大輝が、11月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア代表、中国代表)に臨む日本代表へ招集される可能性に言及した模様。同選手のコメントが、インドネシア国内で注目を浴びている。
関根は2024年4,5月開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選で全6試合中5試合でフル出場と、大岩ジャパンの優勝に貢献。五輪本大会でも4試合中3試合でフル出場と、次世代のA代表を担う有望株として期待されている。
10月にはDF高井幸大(川崎フロンターレ)の負傷により、A代表に追加招集された関根。サウジアラビア戦、オーストラリア戦で出番が無かったものの、所属先の柏で好調をキープしているだけに、11月開催の最終予選でもメンバー入りの可能性はある。
ただインドネシアメディア『bola』が11月5日に伝えたところによると、関根は「代表メンバー発表を気にしている。1対1で負けないなど、そういった部分の基準は挙がっていると思う。たとえうまくいかなかったとしても、成長し続けた」などと語った模様。
このコメントを受けて、同メディアは「関根はインドネシア戦を前に、やや不安を抱いている。日本代表メンバー入りへの基準が高まっていることを認識しているからだ」と綴っている。
日本代表のセンターバック陣では、DF冨安健洋(アーセナル)、DF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)が負傷離脱中。ネット上では高井にくわえて、VfBシュツットガルトで頭角を現しているDFチェイス・アンリも代役候補に推す声が多い。関根のメンバー入りが実現するか、注目が集まる。