今夏も大型補強を敢行したチェルシー(イングランド1部)は純粋なストライカーの獲得に動いていた。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスやイングランド代表FWジェイドン・サンチョ、ポルトガル代表FWペドロ・ネトを補強して前線強化には成功したが、センターFWの獲得は実現しなかった。
今夏にイングランド代表MFコナー・ギャラガーをアトレティコ・マドリード(スペイン1部)へ放出したチェルシーは、その取引とは別のオプションでU-21スペイン代表FWサム・オモロディオンの獲得を標榜。クラブ間合意に至り、獲得は目前に迫っていた。
しかし、直前でオモロディオンの移籍が頓挫すると、チェルシーはその代替案としてアトレティコからフェリックスを獲得。ただ、逃したオモロディオンは新天地となったポルト(ポルトガル1部)でゴールを量産している状況だ。
スペイン『Fichajes』によれば、チェルシーは攻撃強化の理想的な選手としてオモロディオンへの関心を再燃させているという。ただ、ポルトは今季の公式戦11試合で11ゴールを記録している同選手に1億ユーロの契約解除金を設定しているようだ。
また、シーズン途中に解任したエリック・テン・ハグ氏の後任としてスポルティングCP(ポルトガル1部)からルベン・アモリム監督を招へいするマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も目を光らせている模様。得点力不足を解決するうってつけの存在だと考えているようだ。