フィカヨ・トモリ 写真:Getty Images

 守備の要であるブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが負傷したユベントス(イタリア1部)は、フットボールディレクター(FD)を務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏が1月にその代役の獲得に動くことを認めている。

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルなど複数選手への関心が報じられているなかで、イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、ユベントスは今季の公式戦ここまで11試合に出場しているミラン(イングランド1部)のイングランド代表DFフィカヨ・トモリの獲得に興味を持っているという。

 下部組織からプレーしたチェルシー(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたトモリは2021年1月にミランへ加わると、初年度からレギュラーとしてプレーし、クラブのスクデット獲得にも貢献。今季も主力としてプレーしていたが、リーグ戦に限っては直近2試合はベンチとなっている。

 そんなトモリに関してミランは移籍金2000万ユーロ(約33億1000万円)のオファーが舞い込めば、放出に応じる予定だという。また、イングランド代表DFは複数プレミアクラブからの注目も浴びているようだ。

 公式戦4試合ぶりのスタメン出場となった5日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節レアル・マドリード(スペイン1部)では勝利に貢献したトモリ。スクデットを争うライバルクラブに移籍することはあるのだろうか。