アウディがクーペスタイルのフルサイズSUVのQ8およびSQ8を商品改良。デザインディテールや機能装備のアップデートなどを実施して、より個性豊かなラグジュアリーSUVクーペへと進化

 アウディ・ジャパンは2024年10月24日、大幅改良を実施したクーペスタイルのフルサイズSUVのQ8およびSQ8を日本で発売した。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲アウディQ8・55TFSIクワトロ Sライン 価格:1248万円 全長5005×全幅1995×全高1690mm ホイールベース2995mm 車重2170kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費9.5km/リットル 写真のボディカラーはサヒールゴールドメタリック、『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開は以下の通り。

50TDIクワトロ:1105万円

50TDIクワトロ Sライン:1228万円

55TFSIクワトロ Sライン:1248万円

SQ8:1626万円

 今回の改良では、デザインディテールや機能装備のアップデートなどを実施して、ラグジュアリーSUVクーペとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲アウディSQ8 価格:1626万円 全長5005×全幅1995×全高1695mm ホイールベース3000mm 車重2280kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費7.5km/リットル 写真のボディカラーはワイトモブルーメタリック、『CAR and DRIVER』より 引用)

 まずエクステリアでは、フロントおよびリアビューのデザインを刷新したことが訴求点。50TDIクワトロがティアドロップ形状、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ SラインとSQ8がL字アクセントを組み込むハニカム形状のインレイを配した八角形のアウディシングルフレームグリルや、新造形のバンパーおよびインテークを装備し、合わせてSラインにはフロントバンパー、ドアアタッチメントトリム、ディフューザーの一部にコントラストカラーを採用して、SUV クーペとしてのスポーティでエレガントな外観を強調する。また、フロントバンパーのサイドエアインテークを明確にすることで、SUVクーペとしての力強いマスクを際立たせた。すべてのグレードに高品質で視覚的に魅力的なテールパイプを備えたエキゾーストシステムを組み込んだ点もトピックである。さらに、ダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトとダイナミックターンインディケーター付きLEDリアコンビーネーションライトを標準装備。オプションとして、デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーを新たに組み込んだアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトを設定する。SQ8にはHDマトリクスLEDヘッドライトを標準装備し、リアライトにはデジタルOLEDリアコンビーネーションライトをオプションで用意した。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲55TFSIクワトロ Sラインはダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトを標準装備。デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーを新たに組み込んだアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトはオプションで選択できる、『CAR and DRIVER』より 引用)
スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲新造形のバンパーや一部にコントラストカラーを配したディフューザー、高品質で視覚的に魅力的なテールパイプを備えたエキゾーストシステムなどを採用して印象的な後ろ姿を演出。デジタルOLEDリアコンビーネーションライトはオプションで選択可、『CAR and DRIVER』より 引用)
スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲55TFSIクワトロ Sラインはマットブラッシュトアルミニウムのインレイとダイナミカ/レザーのSロゴ入りスポーツシートを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)
スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲後席にはリアベンチシートプラスを配備する、『CAR and DRIVER』より 引用)

 インテリアについては、従来の上質かつスポーティな内装デザインを踏襲したうえで、新アレンジのインレイや印象的なコントラストステッチを入れたシートなどを設定して、より優雅で快適なキャビン空間に仕立てる。デコラクティブパネルのインレイについては50TDIクワトロにシルバーグレーダイヤモンドペイントを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインにマットブラッシュトアルミニウムを、SQ8にマットブラッシュトアルミニウム リニアエンボスを配備し、SQ8はカーボンツイルマットがオプションで選択可能。また、前席は50TDIクワトロにパーシャルレザーのスタンダードシートを標準で、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ SラインとSQ8にダイナミカ/レザーのSロゴ入りスポーツシートを標準、バルコナレザーのSロゴ入りスポーツシートをオプションで採用する。後席にはリアベンチシートプラスを配備した。一方、機能面では50TDIクワトロと50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインにバーチャルコックピットを、SQ8にバーチャルコックピットプラスを装備。最新のMMIナビゲーションやスマートフォンインターフェース、Audi connect、マルチカラーアンビエントライティングといったアイテムは全車に標準で組み込んでいる。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲SQ8はHDマトリクスLEDヘッドライトやアルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングを標準装備。写真はオプションのマルチスポークSデザイン ブラックメタリックポリッシュト10J×23アルミホイール(Audi Sport)+285/35R23タイヤ装着車、『CAR and DRIVER』より 引用)
スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲SQ8はマットブラッシュトアルミニウム リニアエンボスのインレイとダイナミカ/レザーのSロゴ入りスポーツシートを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、Q8に最高出力272ps/3500~4000rpm、最大トルク600Nm/1750~3000rpmを発生する2967cc・V型6気筒DOHC24Vコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラーターボエンジンの50TDIと、最高出力340ps/5200~6400rpm、最大トルク500Nm/1370~4500rpmを発生する2994cc・V型6気筒DOHC直噴ツインスクロールターボガソリンエンジンに48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムの55TFSIを設定。トランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用する。足回りには50TDIクワトロにダンピングコントロールサスペンションを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインにアダプティブエアサスペンション スポーツを組み込んだ。また、狭い道での取り回しと高速走行時の安定性を高めるオールホイールステアリングをオプションで用意する。シューズは50TDIクワトロに5アームデザイン9.0J×20アルミホイール+275/50R20タイヤを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインに5ダブルアームデザイン グラファイトグレーポリッシュト10J×22アルミホイール+285/40R22タイヤを装着している。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲55TFSIクワトロ Sラインは最高出力340ps/最大トルク500Nmを発生する2994cc・V型6気筒DOHC直噴ツインスクロールターボガソリンエンジンに48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載、『CAR and DRIVER』より 引用)

 一方でSQ8には、最高出力507ps/5500rpm、最大トルク770Nm/2000~4000rpmを発生する3996cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジンの4.0TFSIを搭載。エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を組み込んで燃料消費を低減し、またトランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用する。足回りにはS/RSアダプティブエアサスペンションを配備。リアスポーツディファレンシャルとアクティブスタビライザーで構成するアドバンストサスペンションパッケージはオプションで選択できる。また、オールホイールステアリングを標準で装備。シューズには5ツインスポーV Sデザイン グラファイトグレーポリシュット10J×22アルミホイール+285/40R22タイヤを組み込んでいる。

スポーティかつエレガントなキャラクターをより際立たせたアウディQ8シリーズが日本デビュー
(画像=▲SQ8は最高出力507ps/最大トルク770Nmを発生する3996cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジンの4.0TFSIを搭載。足回りにはS/RSアダプティブエアサスペンションを組み込む、『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

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