スポルティングCP所属MF守田英正は、11月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア、中国)で、再び日本代表に招集されることがほぼ確実。7日に代表メンバーの発表を控える中、5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・シティ戦でのパフォーマンスを巡り批判を浴びている。
今季もここまで中盤に欠かせない戦力として活躍している守田。同選手に絶大な信頼を寄せているルベン・アモリム監督のマンチェスター・ユナイテッド行きが正式決定したこともあり、周囲では日本代表ミッドフィルダーのステップアップ移籍を予想する声が多い。
そんななかで迎えたシティ戦では、前半4分に自陣でボールを失うと、守田のボールロストからMFフィル・フォーデンが一気にペナルティエリアへ。左足からのシュートで先制ゴールを奪取。スポルティングは先制を許したとはいえ、FWヴィクトル・ギェケレシュのハットトリックなどにより、4-1で勝利している。
試合後、ポルトガル紙『O JOGO』はスポルティングの失点シーンについて「守田のボールロストが起点になった」と伝えると、『ア・ボーラ』は「守田の集中力が欠如」と批判。現地のサッカーファンからも同選手に対する否定的な声が相次ぐなど、日本代表ミッドフィルダーのミスが大々的にクローズアップされている。
なお守田とスポルティングが契約延長する可能性を巡っては、『O JOGO』は2024年6月、新契約の内容について「2026年6月から2028年6月まで契約期間を延長。年俸が50万ユーロ(約8400万円)から80万ユーロ(約1億3400万円)にアップするほか、契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)に引き上げられる」と伝えていたが、2024/25シーズン開幕以降は音沙汰がない。アモリム監督とともにユナイテッド行きを期待する声も多いが、シティ戦におけるミスが同選手の去就に影響を与えるかもしれない。