UFOやエイリアンに関する“疑惑の宝庫”である「エリア51」がロシアにもあった――。そこは76年も前から最先端の航空宇宙技術の拠点となっている「カプースチン・ヤール」である。

“ロシア版エリア51”「カプースチン・ヤール」とは

 厳重な情報統制のもとに運営されている施設の代表格は軍事施設であり、中でもアメリカ空軍のいわゆる「エリア51」は“疑惑の宝庫”といわれている。この施設で墜落したUFOの残骸と搭乗していた宇宙人の遺体を保管しているとの噂は今なお続いているのだ。

 この「エリア51」のような存在そのものがトップシークレットになっている施設はほかの国にもあるのだろうか。ロシアにはかつて宇宙開発においてアメリカをリードしていた旧ソ連時代から厳重な情報統制下で運営されてきた極秘の施設がある。それこそが“ロシア版エリア51”である「カプースチン・ヤール」だ。このカプースチン・ヤールについて知っておくべきことがサイエンス系メディア「Curiosmos」の記事でまとめられている。