今夏に開催されたコパ・アメリカでは全6試合に出場して1ゴール6アシストを記録したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。コロンビア代表は決勝戦で延長戦の末にアルゼンチン代表に敗れたが、1大会における最多アシスト記録したハメスは大会MVPに輝いた。
過去にレアル・マドリード(スペイン1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)、エバートン(イングランド1部)でプレーしたハメスは2023年夏にサンパウロ(ブラジル1部)と2年契約を結んだが、2024年夏に契約解除。今夏にクラブ100周年を迎えたラージョ・バジェカーノ(スペイン1部)にフリーで加わった。
しかし、新天地のラージョではここまでラ・リーガ5試合の出場にとどまっており、スタメン機会もわずか1回のみ。プレータイムも123分のみとなっており、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、この状況を踏まえて来年1月での退団が浮上しているという。
その新天地候補として浮上しているのが、ラツィオ(イタリア1部)のようだ。ただ、ラツィオは筋肉系の負傷で数試合を欠場しているコロンビア代表MFのコンディションが良好であるかを確認したいと考えているようだ。
なお、スペイン『マルカ』はコロンビア代表でのプレーを希望しているハメスが1月に退団する可能性があるうえで、ラツィオのほかにトルコの複数クラブも関心を持っていると報道。4年ぶりに復帰したラ・リーガでは期待されているような活躍を見せられていないハメスだが、わずか半年でスペインの地をさるのだろうか。