被害者の女性はそれ以外の身体的暴行を受けなかったが、救急車で病院に搬送された。容体は安定しているとされている。
ニューヨーク市警察は、容疑者の名前や特徴などについて公表していない。
地下鉄での重罪に分類される犯罪は昨年に比べて8%減少しているものの、突き落としなどショッキングな事件が繰り返して発生している。保守派から犯罪者に優しいとして非難されることの多いマンハッタン地区検事のアルビン・ブラッグ氏も、地元TV局の取材に「犯罪が減少している統計を知っているが、家族が電車に乗る時は胃が痛くなる」と述べるなど、危険であるとの認識を示している。