皆さんこんにちは、タイ在住で旅作家・写真家の大里康正です。
タイの魅力的な観光地は数多くありますが、その中でもメークロン鉄道市場は迫力ある電車とユニークな市場が並ぶ場所として知られています。なんと市場の中央を周囲に接触しそうになりながら電車が移動していくのです!
サムット・ソンクラーム県に位置するこの市場はバンコクからの日帰り観光が可能であり、その特異な雰囲気と歴史的な背景から世界中の旅行者が訪れます。今回は、この不思議な観光地「メークロン鉄道市場」を紹介します。
目次
メークロン鉄道市場の場所と歴史
メークロン鉄道市場の様子
日本では絶対にあり得ない!鉄道市場を通り抜ける電車
メークロン鉄道市場駅周辺も面白い
メークロン鉄道市場への行き方と注意すべきこと
まとめ
メークロン鉄道市場の場所と歴史
<戦後の混乱から発展した市場>
メークロン鉄道市場は、タイの首都バンコクから南西へ約80kmのサムット・ソンクラーム県に位置しています。この市場は、戦後に貧しい多くの人たちが無許可で営業を始めたのが最初になります。
そこで野菜や魚介類、様々な食料品の販売を始め、やがて小さな地域市場となり、そこから発展しました。しかし今では有名な観光地になった経緯があるのです。
その後、鉄道の通る場所まで市場が拡大し、その距離は約180メートルになります。今では国内外からの観光客が訪れる有名な観光地になっています。観光の面白さは、市場や鉄道の周辺まで散策範囲を広げてみると、古い町並みがあり歴史を肌で感じることができ、地元の人々の暮らしに触れることができます。
メークロン鉄道市場の様子
<タイならではの活気ある面白さを楽しもう>
線路の両脇に広がる市場へ足を踏み入れると、まるで魔法の扉が開かれたかのような感覚が心を包みます。そこには色とりどりの屋台が連なり、新鮮な果物や野菜、香辛料、魚介類、そしてタイの伝統料理が目を引きます。その香り高い食材と誘惑的な料理の並ぶ光景は、見る者を楽しませてくれること間違いなしです。
市場を彩る活気の中に溢れる声や笑顔は、訪れる人々に心温まる歓迎を感じさせ、独特の雰囲気に浸らせてくれます。タイ語と異国の音楽の世界で、文化と豊かな食の世界に没頭してみましょう。