簡単取り付け&スマホ接続

マシンへの取り付け方法

Batt Check本体から伸びている赤い配線をバッテリーのプラス➕マークがついている)へ、黒い配線をマイナスに接続する。接続したらバッテリー上面など空いているスペースに本体を貼り付ける。それだけ!

スマホなどへの接続方法

スマホのBluetoothをオンにして、Batt Checkアプリを起動。ホーム画面上で右上の検索ボタンを押すと取り付けたBatt Checkデバイスが検出されるのでそれを選べば接続完了!

注意点

  • バッテリーチェック時にはキーオン(ヘッドライトをオン状態)でバッテリーを放電処理しよう。これは実際のバッテリーレベルを計測するために放電による電圧の低下を測定する必要があるため。
  • 精密な診断結果を得るためには、エンジンが冷めた状態(少なくとも1時間はエンジンを作動させていない状態)でバッテリーチェックを行なおう。
  • 本製品装着中は待機消費電流が発生するため、車両を放置した場合には通常よりもバッテリー上がりが早まるので注意。長く乗らない場合はバッテリー端子からBatt Check本体を外しておこう。つけた状態で2カ月以上の放置はダメ。

Batt Checkをつけて愛車たちのバッテリー状態をチェックしてみた!

オンもオフも大好きでいろんな走りを楽しみたい筆者は、ネイキッド/オフロード/スポーツやカブほか複数台所有しているが、最初に書いたようなマメでしっかりしたオーナーではないため、バッテリー管理は疎かになりがち。しばらく乗ってあげられていないマシンには、乗る前にバッテリー充電をするという一手間がかかることもしばしば……。

そこで、絶対大丈夫な1台/2カ月前にひさしぶりに乗るのにバッテリー充電をした1台/おそらくバッテリーが上がっている1台の計3台でBatt Checkを試してみることにした。

左から3年は乗っていない/2カ月前にバッテリー充電した2週に1度乗るか乗らないか/ほぼ毎日乗っている

ほぼ毎日乗っているマシンの場合

キーオン時の電圧も元気そのもので、もちろんバッテリーチェックは100%。キーオンからエンジン始動までも動きも美しくスムーズでどこにも問題なしだった。当然……と思いつつ、ちょっとホッとした!

一度上がってバッテリー充電した2週に1度乗るか乗らないかのマシンの場合

え? て声が出てしまったくらい元気で問題なかった! 一度完全にバッテリーが上がってしまっていた&そのまましばらく放置&乗っても乗る時間がかなり少ないので、正直よくて75%くらいでそろそろ交換も考えなきゃと思っていたのだ。実はこんなに元気だということを知れたことで、不安要素がひとつ消えたのはとても大きい。

3年以上乗っていないがバッテリー端子は外していたマシンの場合

生きてた! 端子を外していたとはいえ最低でも3年は冬眠させていたマシン。実はつないだ瞬間は75%表示だった。エンジンをかけようと思ってもセルは回らず、2度回しているうちに50%となり警告音が鳴り出し、一瞬0%の交換サインまで出て50%にとどまったことで図らずもすべてのバッテリーチェッカーレベルを見ることができてしまった。有無を言わさずバッテリーを交換しようと思っていたが、これを見てもう一度だけ充電してみようと思った。

数値で確認できることが節約にもつながる

今回、使用状況の異なる3台のマシンでBatt Checkを試してみたが、これまで思っていた感覚的バッテリー残量がいかに当てにならないかということに気づかされた。あやうくまだ元気なバッテリーを捨てて買い換えるところだったし、もうダメだ……と思っていたバッテリーに一縷の望みまで生まれた。

設置方法も操作も簡単で、設置場所にも困らないコンパクトサイズのバッテリーチェッカー「Batt Check」。バッテリー管理をすることでいつでも安心して走り出せるだけでなく、お財布にもやさしい便利な味方だ。