ドラスティックな変革の時期

 もっとも、スーパー業界も変わりつつある。たとえばイオングループは、スーパー子会社のパート従業員にAI(人工知能)の研修を行い、販売計画作成などの店舗運営の中核業務を任せる。これまで正社員が行ってきた業務をパート従業員に移管する格好になる。

「人手不足がより深刻化していくなか、スーパーもDXの活用や生鮮食品・総菜類などのセントラルキッチン化などを進めて、従来の常識を壊して大幅な業務効率化を進めていかなければ、業態事態が成り立たなくなります。なので今後10年はドラスティックな変革の時期を迎えるため、チャレンジ精神の旺盛な人にはうってつけです。

 現在は業界全体がきちんと社員に休みを取らせて長時間残業はさせないという方向で労働環境はホワイト化しつつありますし、他の低収入とされる業界と比べてそこまで給与も低くはないので、ぜひ就職先として検討してほしいです」(チェーンスーパー関係者)

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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