■ロッテの育成方針は甘かった?

佐々木投手の体力面について高木氏は、高校時代から160キロの球を投げていたことで、「身体のどこかに負担はきている」と持論を展開する。

そのうえで「故障する前に補いながら、スピードを保ちながら、育てていかなきゃいけないということで、無理はさせたくない。これもわかる」とコメント。

さらに「ただ精神的な部分で、ついてこなきゃいけない。これは甘えになるとマイナス部分というか。 これは大人がどうするかだから。今、科学が進んで、『こういう筋力のつけ方をしてやっていったら、将来的にはこうなるよ』という計算も立つと思う。 それを厳しくやっていかないといけなかったのが、ちょっと甘かったのではないかという見方もできるよ」と語った。