スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表MF旗手怜央は、現地11月2日にハムデン・パークで行われたアバディーンとのスコティッシュ・リーグカップ準決勝(6-0)で見事なパフォーマンスを発揮。セルティックに特化したメディア『The Celtic Star』でも、重要な役割を果たしたと評価された。
しかし、同メディアは旗手の才能を高く評価する一方で、パフォーマンスの一貫性に欠ける点を指摘。旗手が本来の実力を発揮するのは「3試合中1試合程度にとどまっている」とし、この不安定さが彼にとっての課題であるとしている。
現在スタメンの座を争うMFルーク・マッコーワンやMFパウロ・ベルナルドといった選手たちとの競争が激化しており、これが旗手のパフォーマンスの向上に良い影響を与える可能性がある。現地11月5日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のRBライプツィヒ戦においても、同様の安定した活躍が期待されている。
昨年のCLグループリーグ第3節のアトレティコ・マドリード戦(2-2)では、旗手は開始直後にハムストリングを痛めたため途中退場し、夢が断たれた。5日のライプツィヒ戦は旗手がその才能を世界に示す絶好の機会として、その活躍に期待が込められている。