ロータスは走ると「いいな」と思います
クルマは大好きです。クルマには操る楽しさ、見る楽しさなど、色々な魅力がありますよね。私の思い出のクルマは大学時代に購入したアルファロメオのスッドTI1.5、よく回る水平対向4気筒を積んだFFモデルです。弾けるような走りで、本当に楽しいクルマでした。当時、現在の奥さんにシトロエンGSを買わせて、それもよかったですね。現在はコレクションも増え、フェラーリも6台くらいかな、持っています。1970年代の名車、365GTB4デイトナもありますが、あのクルマはステアリングを筆頭に、すべてが重くて、乗るとあまりよくない。でも魅力的なんです、心が満たされます。だからクルマは面白い。いま、気になっているのはメルセデス・ベンツ280SE3.5カブリオレ、もう大昔、初めてアメリカに行ったときに見かけて、いいなと思いました。ようやく手に入れようと決断しました。子供のときや以前に憧れたものをほしいと思う気持ちが、私の原点かもしれません。
今回のSUZUKA CLASSIC CHALLENGEはBMWエンジンのロータス23Bを持ってきました。ロータスは走ると“いいな”と思います。非力だけど輝くクルマというのでしょうか。『ハローグッドバイ』という映画にロータス・エランが出ていて、それでロータスが気になったのです。創始者のコーリン・チャップマンの記憶も大きいですね。
兼子卓三(かねこ たくぞう)さん/初めての愛車はVW1303S。以来、多くのクルマを乗り継ぎ、現在は乗って楽しむクルマ、眺めて楽しむクルマなどコレクションは多数。中でもロータスはお気に入り。ドライビングスキルも確かで、鈴鹿でもスポーツプロト60sでクラス2位を獲得
提供元・CAR and DRIVER
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