昨季はブンデスリーガの連覇が11で途切れたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)だが、捲土重来を目指す今季は唯一の無敗でリーグ首位に位置。イングランド代表FWハリー・ケインを中心とした攻撃陣がダントツの得点力を誇っている。
ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンはアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)と対戦した際にエジプト代表FWオマル・マーモウシュの素晴らしいパフォーマンスを受けて、来夏の獲得を検討しているという。
10月6日に行われたフランクフルト戦でバイエルンは韓国代表DFキム・ミンジェのゴールで先制するも、マーモウシュに同点ゴールを許す。3-2でリードしていた後半アディショナルタイムにも再び同選手に同点ゴールを奪われ、試合は3-3で終わった。
そんなマーモウシュの獲得に向けてバイエルンは現時点で獲得に向けた交渉や合意はないものの、非公式な話し合いが初期段階で行われている模様。スポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏が高く評価しているようだ。
また、今季のブンデスリーガ9試合で10ゴール6アシストを記録しているエジプト代表FWに関して、フランクフルトは移籍金5000万ユーロ〜6000万ユーロ(約82億7000万円〜約99億3000万円)を要求しているとのこと。来夏にフリーとなるエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者としてリバプール(イングランド1部)も目を光らせているなかで、今季ブレイクしている同選手の去就はどのようになるのだろうか。