さすがに潮止まりになると、あれだけあったアタリは止まってしまう。この時間を利用してエサを付け替える。そして期待の下げ潮に突入。しかし下げ潮に入っても状況は変わらない。むしろ小セイゴの活性は潮前よりも上がっている。エサ取り対策や良型へのアピールを込めてエサを盛り盛りの房掛けにするが、それでも状況は変わらず半ば諦めムードだ。
ポイント移動か納竿かを考えていると、突然沖めのサオ先に大きなアタリ。少しサオから離れていたことでアワセのタイミングが遅れてしまい、エラ洗いからの痛恨のスッポ抜け。油断していた私も悪いが、良型だっただけにいつも以上の悔しさが襲う。それ以降も同ポイント周辺を狙うがセイゴクラスばかりだ。
納竿間際にウナギ連発
それから2時間以上が経過、セイゴクラスの群れは去ったようでアタリはピタリとやむ。無情にも雨音だけが釣り場に響き渡る。しかしこの日はこれで終わらなかった。
納竿しようとした矢先、突然サオ先に大きなアタリ。しかしアワセを入れてもエラ洗いはない。重々しい引きのなか上がってきたのは60cmのウナギ。
重々しい引きで上がってきた60cmの太いウナギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)
そこから立て続けに57cm、50cmが掛かる。しかし後が続かず、1時間ほどで納竿となった。
短時間でウナギ3匹キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)
<週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久/TSURINEWS編>