ポルトガルの強豪スポルティング・リスボン所属の日本代表MF守田英正に、ステップアップ移籍のチャンスが巡ってくるかもしれない。スポルティングで絶大な信頼を受けていたルベン・アモリム監督が、11月1日にマンチェスター・ユナイテッドの新監督に正式就任が決定したためだ。
アモリム監督は以前インタビューで守田を「指導した中で最高の選手の1人」と賞賛し、「全ての監督が1度は日本人選手を指導すべきだ」と話しており、ユナイテッドに引き連れていくのではないかと予想しているYouTube動画も話題となっている。
サッカー界で監督が移籍する際、特にシーズン途中で就任する新監督は戦術をチームに浸透させる時間が限られているため、自分がよく知る選手を引き連れていくことはよくあることだ。元ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督(2022-2024)もオランダ1部のアヤックス・アムステルダムから複数の選手をユナイテッドに引き抜いた。
動画では、守田も以前のインタビューで「チャンスがあれば移籍したい。他のリーグを知りたいとずっと思っている。特にプレミアリーグには非常に興味がある」と語っていたことが紹介され、守田の年齢を考えると、ビッグクラブへの移籍はラストチャンスに近いかもしれないとしている。
守田は日本代表でのFIFAワールドカップ出場、スポルティングではUEFAチャンピオンズリーグでの活躍などで実力は証明しており、プレミアリーグで十分通用する実力があるだろう。