リオネル・メッシ 写真:Getty Images

 アルゼンチン代表のレジェンド選手リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が、ヨーロッパの舞台に戻る可能性について注目されている。

 メッシは2025年12月にMLSのインテル・マイアミとの契約が満了する予定であり、これを機にヨーロッパへ戻る可能性が噂されている。11月1日『ElGolDigital』では、2026年にカナダ、アメリカ、メキシコで開催されるFIFAワールドカップ(W杯)を最後の大舞台として最高のコンディションで臨むため、メッシは再びヨーロッパのクラブと契約することを検討していると伝えられた。その選択肢の1つとして挙がっているのが、かつての所属クラブであるラ・リーガの強豪バルセロナだ。

 メッシは2003年から2021年までバルセロナでプレーしている期間に10回のラ・リーガ優勝、4回のUEFAチャンピオンズリーグ制覇、7度のバロンドール受賞など、輝かしい実績を積み上げてきた。しかし、2021年にクラブの財政的な問題からバルセロナを離れざるを得なくなった。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長にとっても、メッシの復帰は大きな意味を持つ。同会長はメッシがバルセロナを離れた際、クラブの経済的問題を解決できずに引き留められなかったことを悔やんでいるという。メッシ本人にとっても、バルセロナと共に最後のシーズンを戦うという夢の実現に一歩近づくことになるのではと言われている。

 現時点では具体的な決定はされていないものの、2026年のW杯に向けたメッシの動向は注目されており、バルセロナ復帰の可能性も完全に否定できない状況のようだ。