今季のプレミアリーグ10試合消化時点で首位に位置しているリバプール(イングランド1部)。長期政権を築いたユルゲン・クロップ監督が退任して今季から指揮をするアルネ・スロット新監督の下で好スタートを切っている。
しかしながら、リバプールでは好調なチームを支えているエジプト代表FWモハメド・サラーやオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが今季限りで契約満了を迎える状況で、来年1月1日からフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能となる。
リバプールはサラーなどの将来についてはまだ明確な行動を見せていないものの、慎重な動きを見せており、さまざまな結果に備えている模様。イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、サラーの後継者候補として、ブレントフォード(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表FWブライアン・ムベウモとボーンマス(イングランド1部)でプレーするガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョに注目しているという。
2019年夏からブレントフォードでプレーするムベウモは今季のプレミアリーグ9試合で8ゴールを記録しており、2023年夏にボーンマスへ加わったセメニョは今季のリーグ戦10試合で4ゴールを記録。両選手のプロフィールはともにサラーに類似しており、前線の複数ポジションでもプレー可能となっている。
また、ドイツ方面からはリバプールはアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするエジプト代表FWオマル・マーモウシュに関心を示していると報じられている。しかし、リバプールに近い情報筋によれば、今季のブンデスリーガ9試合で10ゴール6アシストを記録している同選手には関心を持っていないようだ。