物価高騰のあおりを受けて、携帯代など固定費の見直しを考えている人もいるのではないだろうか。とはいっても、どの携帯ブランドがおトクなのか、他の人はどれくらい携帯代に支払っているのかわからず、そもそも自身の携帯代を抑えられる余地があるのかどうか気になる人も多いはず。今回は、携帯の利用状況に関する調査結果を紹介しよう。

携帯ブランドの第一位は「ドコモ」に

毎月の携帯料金はキャリアと格安SIMで2倍の差!それでもキャリアを選ぶ理由は“安心感”?
(画像=『現在どこの携帯ブランドを契約していますか?』「NURO」「イオンモバイル」などのMVNO系が低い結果に(「株式会社LeoSophia」調べ),『オトナライフ』より 引用)

LeoSophiaは2024年9月1日~9月20日、携帯利用者300人を対象にWebアンケートを実施した。

「現在どこの携帯ブランドを契約していますか?」と質問したところ、最も多かったのは「ドコモ」で、次いで「au」「UQモバイル」「ソフトバンク」「楽天モバイル」だった。上位5位のうち、サブブランドの「UQモバイル」を除き、キャリアブランドが上位を占めるという結果となっており、価格よりもブランドを重視している模様。

実際に「なぜ現在大手キャリアを契約したか」という質問に対しても、「安心できるから」「最初に契約してからそのまま変えていない」「家族と一緒だから」という回答が多かったようだ。大手キャリアは、通信品質が安定しているだけでなく、全国各地にキャリアショップが展開されておりサポート体制も充実しているため、多くの人に選ばれているのだろう。

毎月の携帯代の平均は約4,718円

毎月の携帯料金はキャリアと格安SIMで2倍の差!それでもキャリアを選ぶ理由は“安心感”?
(画像=『毎月の携帯料金はいくらですか?』「1,000円未満」で利用できるプランは、自宅や職場のネット環境が整っていることが条件になりそうだ(「株式会社LeoSophia」調べ),『オトナライフ』より 引用)

多くの人が4大キャリアを選んでいることが判明したが、毎月の携帯代(通信+通話)にはいくら払っているのだろうか。調査結果によると、平均金額は約4,718円。最も多かった層は、「5,000円~8,000円」で、次いで「1,000円~2,000円」「2,000円~3,000円」だった。中には、「1,000円未満」「15,000円以上」と回答している人もおり、毎月支払う金額には大きな幅があるようだ。

また、年代別の携帯代月額料金については、20代が平均6,123円、30代が4,582円、40代が4,117円、50代が4,027円という結果に。20代はSNSや動画コンテンツなどを携帯で楽しむ人が多いため、月額料金が高くなってしまうと考えられる。その他の年代はあまり差がなく、20代に比べるとSNSや動画視聴の回数が少ないため、月額料金も抑えられていることがわかった。

また、大手キャリアを契約している人の月額平均料金は6,950円であるのに対して、格安SIMや大手キャリアのサブブランドを契約している人の平均は3,079円と、2倍の差がある。安さだけで選ぶのであれば、格安SIMやサブブランドがおすすめだが、通信速度やサポート体制など携帯選びにそれぞれ譲れないものもあるだろう。毎月月額平均料金よりも多く支払っていて、キャリアを変えるつもりがないのであれば、まずはプランの見直しをおすすめしたい。

※サムネイル画像(Image:Henry Saint John / Shutterstock.com)

文・ オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?