しかし、中央から左側に続く木の下や隙間を順番に攻めるも、全く反応がありません。TiNYKLASHではここで反応があったことがあるのですが、KLASH9では難しいのかと感じました。
55cmのビッグバスをキャッチ
その後、ちょうど風が左から右岸に向かって吹いてきたため、次は中央から右側を狙ってみることに。今度はテールをモードA(通常設定)に戻し、リップを装着してクランクベイトのように少し潜らせて攻めました。
岸際には倒木があり、杭も立っています。風で水面が少し波立ち、倒木のギリギリにキャストし、少し巻いて潜らせてから、チョンチョンと岸際に寄せるアクションを加え、ロッド操作でルアーの頭を左右に振らせます。
すると、杭の横を通過するタイミングで、下から突き上げるようなバイトがありました。魚体が見えた瞬間、興奮しました。杭をかわしながら引きを楽しみ、無事に55cmを超えるビッグバスをGETできました。
この野池のバスは、茶色く濁った水の色に影響され、黄色がかった体色をしているのが特徴で、私のお気に入りです。
釣り終了と振り返り
このパターンでシャローにビッグバスが付いていることを確認できましたので、次の野池に向かおうかと思ったところ、急に仕事の電話が入り、役所での手続きが必要になり、釣りを中断せざるを得ませんでした。
結果的に、今回の釣行は1カ所の野池で、しかも30分という短い時間になってしまいましたが、狙い通りに釣ることができ、気持ちよく納竿することができました。
この時期は、雨が降って水温が下がると、シャローにビッグバスが集まる傾向があるので、まずは岸際に立たずに、足元から岸際を丁寧に攻めると反応が出ます。
また、バスを食べている野池のビッグバスには、バスカラーのビッグベイトが効果的でした。KLASH9のDRTBASSを使ったことで、KLASH9の扱いにも慣れ、短時間ながらも楽しむことができました。