ボバースタイルはシンプルでありながらクールな見た目が特徴です。過去にはレーサースタイルとして誕生しましたが、現在は個性的なカスタムスタイルとして人気です。ボバースタイルはレース用に軽量化する改造が元になったという説や、第二次世界大戦後に活気づいたレースで生まれたという説があります。
戦後、余剰となったバイクでレースに参加する人が増え、レース仕様のシンプルで軽量なバイクが求められ、やがてボバーと呼ばれるカスタムとなりました。ボバースタイルの特徴は、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインです。フェンダーやシートなどを省略し、軽量化することで、よりスポーティな走行を実現します。
当初はレース用として開発されましたが、次第に街乗り用としても人気が高まりました。シンプルでスタイリッシュなデザインは、今でも多くのライダーを魅了しています。
カフェレーサーカスタム
カフェレーサーの起源
カフェレーサースタイルは、1960年代のイギリスのロンドンで誕生しました。当時のロンドンでは、ライダーたちがカフェやパブに集まることが多く、自慢のバイクで誰が一番早く走れるかといった公道レースを行なっていました。カフェレーサーは、この公道レースのために改造されたバイクで、軽量でスポーティなスタイルが特徴です。ハンドルは低く、シートはシングルシートで、バックステップを採用するなど、走行性能を高めるために最適化されたスタイルなのです。
カフェレーサーの特徴
カフェレーサーはハンドルとステップの位置をはじめ、アップライトでスポーティなスタイルが魅力です。そのスタイリッシュなデザインとスポーティな性能は、多くのライダーに愛されています。
特徴的な低く構えられたハンドルは、ライダーの姿勢を低くし、空気抵抗を減らす効果があります。また、バックステップは、ステップの位置を変更してバンク角を稼ぐほか、滑りにくいステップバーを採用して操作性を向上させます。カフェレーサーは、スポーティな走行を楽しむためのカスタムスタイルと言えるでしょう。