ナマズは他の魚に比べて尾ビレが大きくないので泳ぎが達者ではありませんが、このナマズは粘り強い引きをしてくれました。50cm弱でしたがとても楽しい時間を過ごさせてくれました。
ミスバイト連発
その後ポッパーで同じような場所を攻めるもミスバイトを連発。しっかり口にくわえてくれない、フックに乗らないといったことが多く、数を上げることが出来ない状況が続きました。気候が安定していないためか、活性はいま一つといったところでしょうか。
ナマズに限らず、他の魚を狙う知り合いの釣り人たちに釣果のほうを聞くと、こちらも中々上がらないとのこと。また、かなり体調を崩している人も多く、釣りに行けずにいる者もちらほら。魚たちの体調も優れていない状態だったのかもしれません。結局この日は釣果一匹で納竿する形になりました。
釣りを知らない子供との出会い
帰り際、竿を持ちながら田んぼの道端を歩き自転車が置いてある場所へ。その道中、近くの小学校から下校してくる小学生の姿が。すれ違いざまに大きな声で挨拶をしてくれる子がとても多く、ほっこりした気持ちになりました。
挨拶をしても何もない大人とは違い、とても可愛らしい存在です。そんな中、こんな声をかけてくる子がいました。「その持っているものは何ですか?」と。見たところ4年生ぐらいの子でした。自分は「竿だよ」と答えると、「竿って何?」との返答。その時の自分は頭が「?」だらけでした。見た目は確かにごついですが、それが竿なのは確かです。
しかし、それ以前の問題として竿とは?と聞かれて自分は言葉に困ってしまいました。「釣りは知っているよね?」と聞くと、「聞いたことある!」との返事が。この時の自分は半ばパニック状態でした。聞いたことある?釣りをしたことがないのか?釣りは誰しもが経験することの一つだと思っていましたが、釣りの経験がない…。次回の記事で詳しく書こうと思います。