マセラティは、最も美しいヒストリックカーに焦点を当てたこの重要なイベントで、ヴィンテージと現行の異なる時代の2台のコンバーチブルを展示

2024年10月24日(木)から27日(日)まで、マセラティはボローニャで開催される第41回「アウト エ モート ディ エポカ (Auto e Moto d’Epoca)」に出展する。トライデントのブランドは、最も美しいヒストリックカーに焦点を当てたこの重要な環境の中で、ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示する。

マセラティブース(ホール31)には「マセラティ・ギブリ スパイダー4.7」と新型「マセラティ・グランカブリオ トロフェオ」の2台の傑作が展示され、マセラティの過去と現在を結ぶ揺るぎない絆を強調している。

ボローニャでは、マセラティがモーターバレーに特化したパビリオンに出展することで、モデナがいかにマセラティの心臓部であるかを示すとともに、「マセラティ・クラシケ・プログラム」の取り組みを紹介する。マセラティのクラシケ部門は、特にブランドの顧客やコレクターのために、自動車遺産の保護とオリジナリティの促進を、独自の支援サービスによって行っている部門だ。

この認証プロセスは、専門家からなる委員会によって決定され、20年以上前のマセラティ車に加え、「MC12」や「クアトロポルテ」の限定モデルなど、近年の特別なシリーズも対象としている。また、このプログラムには車両のメンテナンスのオプションも含まれており、さらに社内で行われるオンデマンドのカーディテイリングサービスも利用することができる。

このプログラムでは、コレクターや顧客とともに、クルマの保存や、オリジナルと同じように細部まで修復することをサポートするサービスを提供している。クラシケ、ヤングタイマー、スペチアーレのオーナーには、専用のサービスプランが用意され、メンテナンスやレストア作業のさまざまな段階をフォローアップする。

マセラティ クラシケの主な業務には、オリジナルの設計から得られた示唆に基づき、もはや市販されていないスペアパーツの製造も含まれる。この工程では、美観を損なうことなく、部品の信頼性と機能性を向上させるために、最高の技術を駆使している。

マセラティは、アウト エ モート ディ エポカ 2024への出展の締めくくりとして、ホール31にある「it.Motor1.com」「it.Motorsport.com」の両スタンドでも紹介され、「V12の芸術」を称える「MC12 ベルシオネコルセ」が展示されている。

マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

◆「アウト エ モート ディ エポカ 2024」 展示車両

マセラティ・ギブリ スパイダー(1969-1972年)

1966年、マセラティのスポーツの伝統というコンセプトを強調するために、新たなグランドツアラーの計画が立てられた。砂漠の風にその名を由来するギブリは、当時の他のグランドツアラーとは一線を画す主張の強いラインを保ちつつ、控えめなデザインとエレガントで洗練されたスタイルを維持した。

1,300kgを超える車重を持つギブリの最高速度は260km/hに達し、それを超えた。1969年、クーペにスパイダーバージョンが加わっている。1966年の「トリノモーターショー」で、ギブリが大衆と批評家の間に巻き起こした熱狂は、すぐに商業的な急速な成功へとつながった。当初の生産台数は100台、その後400台に設定された。最終的に1,332台(クーペとスパイダー)が生産された。

新型マセラティ・グランカブリオ トロフェオ(2024年)

2024年初頭に発表されたマセラティ グランカブリオは、ドライビングファンに捧げられ、快適性とスタイルを特徴とするトライデントの新しいコンバーチブルである。マセラティ グラントゥーリズモの流れを汲むこのオープンカーは、ラグジュアリーとパフォーマンス、快適なドライビングとスポーティさを兼ね備えている。

トランクに収納しても場所を取らないファブリックルーフを備えたグランカブリオは、イタリアンエレガンスの象徴である個性的なクルマで旅のスリルを共有できる本格的な4シーターであり、現行のマセラティがあらゆる形で提供できるテクノロジーと融合している。

ボローニャで開催されるアウト エ モート ディ エポカ 2024に展示されるモデルは、グランカブリオ トロフェオ。550psの高性能V6ネッツーノ・ツインターボエンジンを搭載し、マットなマラテアグレーのボディカラーに、対照的なレッドのインテリアがスポーティな姿勢を強調している。

マセラティ・MC12 バージョン・コルセ(2006年)

2006年に開発されたこのモデルは、レーシングモデルをベースにサーキットでの非競技専用車として設計され、限定シリーズ(カスタマーモデル12台、プロトタイプ3台)が生産された。

マセラティ、「アウト エ モート ディ エポカ」に出展。ヴィンテージと現行モデルの異なる時代の2台のコンバーチブルを展示
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

【関連記事】
【比較試乗】「フォルクスワーゲン TロックTDI Style Design Package vs TDI Sport vs TDI R-Line」アナタならどのT-ROCを選ぶ?
「キャデラック XT4」ジャーマンスリーをロックオン! プレミアムコンパクトSUVの大本命!【試乗記】
【インタビュー】このプロジェクトを通して日本のモータースポーツをもっと元気にしたい!「ARTAプロジェクトプロデューサー・鈴木 亜久里」
【国内試乗】「ホンダ N-ONE」見た目は変わらずも中身は大幅に進化
【国内試乗】「レクサス・ニューLS」徹底的な作りこみを施した常にイノベーションを追求するフラッグシップ