整備料金は、車検時、最も変動が大きい部分です。金額には、主に、以下の要因が影響します。
- 車体の状態
- 車の年式
- 走行距離
- 整備を行う場所
- 部品交換の必要性
ガソリン車の場合、オイルフィルターやブレーキパッドなどの消耗品は数千円で交換できますが、バッテリー交換には数万円かかることもあります。
ハイブリッド車では、ハイブリッドバッテリー冷却ファン清掃や回生ブレーキ付きブレーキパッド交換などが必要な場合、ガソリン車よりも整備費が高くなる傾向があります。
また、専門店やガソリンスタンドでの車検は比較的安価ですが、使用する部品や整備の内容は簡易的になる傾向があります。
ディーラーの車検は高額ですが、純正部品を使用し、メーカー指定の整備を受けられるのがメリットです。
また、部品はガソリン車よりもハイブリッド車のほうが高額になる傾向があります。バッテリーやブレーキパッドなど、ハイブリッド専用のパーツには高価なものが多いためです。
さらに年代が古い車は、整備費用等も増加する傾向にあります。主要なパーツ等は10年も使用すれば交換が必要ですから、整備費だけで10万円以上かかる場合もあります。
劣化したパーツは、定期的に交換しなくてはなりません。安全な走行のためにも、整備費はある程度必要になるものとして計算しておくとよいでしょう。