整備料金は、車検時、最も変動が大きい部分です。金額には、主に、以下の要因が影響します。

  • 車体の状態
  • 車の年式
  • 走行距離
  • 整備を行う場所
  • 部品交換の必要性 
定期的なメンテナンスを行っている車は比較的低コストで済みます。一方で、整備不良や長期間メンテナンスを怠った車は高額になる傾向があります。また、距離が長い車や古い車ほど部品の劣化が進み、交換が必要な部品が多くなります。特にブレーキパッドやタイヤなどは、走行距離に応じて交換時期が早まります。

ガソリン車の場合、オイルフィルターやブレーキパッドなどの消耗品は数千円で交換できますが、バッテリー交換には数万円かかることもあります。

また、専門店やガソリンスタンドでの車検は比較的安価ですが、使用する部品や整備の内容は簡易的になる傾向があります。

ディーラーの車検は高額ですが、純正部品を使用し、メーカー指定の整備を受けられるのがメリットです。

さらに年代が古い車は、整備費用等も増加する傾向にあります。劣化したパーツは、定期的に交換しなくてはなりません。安全な走行のためにも、古い車はある程度整備費が必要になるものとして計算しておくとよいでしょう。