ヨレス・オコレ 写真:Getty Images

 デンマーク2部B.93所属のデンマーク代表DFヨレス・オコレが、Jリーグ移籍に迫っていた過去を告白。海外再挑戦の可能性も示唆している。

 現在32歳の同選手は、身長183cmで右利きのセンターバック。デンマークの名門ノアシェランでブレイクすると、2013年夏から3シーズンにわたりアストン・ビラでプレー。その後はコペンハーゲン、オールボーBKと渡り歩き、2021年から3シーズンにわたり中国1部・長春亜泰に在籍。元鹿島アントラーズ所属のブラジル人MFセルジーニョとチームメイトだったが、2023シーズン終了後に退団。そこからおよそ9か月にわたりフリーの身だった。

 2024年9月にB.93と4か月間の短期契約を結んだオコレ。デンマーク紙『tipsbladet』が伝えたところによると、同選手は長春退団後、所属クラブがなかなか決まらなかった理由について以下のように語ったという。

 「家族のことも含めて、考えないといけないことが多かったからね。日本、韓国、東欧からいくつかオファーが届いたし、移籍交渉も行った。だけど、それらは僕や家族が望んでいたものではなかった」

 また自身の今後については「家族も含めて、再び海外に行きたいと思っている。(B.93と)契約延長にむけて話し合うかもしれないけど、海外からオファーが届けば、その選択肢もある。中国での経験に満足しているし、もし良いことがあれば再び中国でプレーすることも厭わない」と、海外移籍に意欲を覗かせたという。