英国で最も呪われた家と言われる「50バークレー・スクエア(50 Berkeley Square)」。ロンドン、メイフェアの高級住宅街に佇むこの邸宅は、数々の不可解な死や悪魔的な出来事の舞台となってきた。

18世紀に建てられた「呪われた館」屋根裏部屋に潜む少女の霊

 1750年に建てられたこの壮麗な邸宅は、19世紀後半になってから、「ロンドンで最も呪われた家」として知られるようになった。歴代の住人や宿泊客が、謎の失踪を遂げたり、突然死したり、発狂したりする事件が相次いだのだ。

 超常現象研究家のバリ・ガイ氏は、「50バークレー・スクエアは、間違いなくロンドンで最も恐ろしい場所だ」と断言する。

 最も有名なのは、屋根裏部屋に出没するという若い女性の霊だ。叔父から虐待を受けた彼女は、最上階の窓から身を投げて自殺したと伝えられており、その苦悩に満ちた霊魂は、人々を恐怖のどん底に突き落とすという。

 目撃者たちは、白い幽霊のような姿や、奇妙な茶色の霧を見たという証言をしている。