現地10月27日スコティッシュ・プレミアシップで、セルティックがマザーウェルに3-0で快勝し、リーグ首位に返り咲いた。一方で、UKメディア『Football FanCast』が、セルティック所属のFW古橋亨梧のパフォーマンスがチームの中で浮いていると報じている。
この試合、先発で起用された古橋は得点に絡むことができず、影響力を欠いたまま75分に交代となった。特にゴール前での決定力が求められる役割にもかかわらず、古橋は75分間でパス成功数がわずか1本。他の2本は失敗し、シュートも4本放ったものの無得点。うち3本のシュートはブロックされ、さらに出場中のタッチ数がわずか10回にとどまり、37回タッチしたGKカスパー・シュマイケルとの差にも注目が集まった。
一方、途中出場した同クラブのFWアダム・イダは、わずか15分間のプレーで冷静なフィニッシュを決め、全4本のパスを成功させビッグチャンスを創出するなど、攻撃面で高い存在感を示した。
最近5試合で古橋は1ゴール1アシストを記録しているが、その活躍はアバディーン戦(10月19日2-2)の前半に限られており、他の試合では貢献度が低いと述べられた。また、古橋が5試合で成功させたパス数は12本に過ぎず、ビルドアップにも関与できていない点が指摘されている。
同メディアは、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は現地10月30日に行われるリーグ次戦のダンディーとの試合でスタメンから古橋を外し、イダに先発の機会を与えるべきだと主張。イダは、今2024/25シーズンの限られた出場時間の中で既に2ゴールを記録し、ビルドアップやフィジカル面での貢献も期待される。この決断がされた場合には、古橋の奮起を促し、チーム内での競争力を高めるきっかけになる可能性があると期待を込めて述べられている。